日本の絹丹後ちりめん使用の紗綾型と花びらの地紋生地に、本手加工の京糸目友禅によって丹念に四季の花々と、波、鹿の子花柄、唐草、七宝など様々な吉祥柄が入る茶屋辻文様総柄の手描き友禅本加工のお品です。古典柄を意匠として現代的なとり方で仕上げられた振袖です。2番目画像のとおり帯締めは、第一礼装など特別な着物に使用される丸ぐけ紐です。ラメ入りの赤地に黄緑と金糸で刺繍が施され、両端の房は金色です。(本来、振袖の帯締めは丸ぐけ紐か太めの平組紐で、細い冠組紐をくるくると花結びに飾るのは似合いません。)赤い総絞り帯揚げは、ふっくらと厚みがあります。3番目画像のとおり半衿は、白縮緬地に金糸、白糸で刺繍が施されています。重ね衿は正絹 紗綾地紋入り赤色です。生地裏まで染 料の通った振袖は本手加工品で、6番目画像、八掛(着物の裾裏)にも、また7番目画像,袖振り(脇側から見える袖内部分)にも古典模様が手描きで描かれています。通常の本加工振袖でもそこまでは柄が入らず、こちらは細部にまでこだわったお品です。地色は黒に見えますが、黒に近い紫紺地で、真黒より顔映りが綺麗です。西陣織六通柄袋帯は、9番目画像に帯の端地に織られた由来を載せました。昔は着物好きは帯は着物の3倍の価格の品を用意する、といったようですが、振袖に相応しく金糸をふんだんに織り込んだ豪華な袋帯です。振袖に合わせて仕立てた長襦袢は、正絹地市松地紋に梅花柄で、裾や袖振りから見え隠れする赤が黒振袖に良く似合います。寸法は以下の通りです(cm) 振袖 身丈:背から163、肩から166 裄:68 袖幅:34 袖丈:115 前幅:24 後幅:30 長襦袢 身丈(背から128、肩から131) 他は振袖に準じる身長158~168cmの人には丁度の着丈、150~175cmの人でしたら、腰紐の高さと下前おはしょりの始末に気をつけて着用可能です。裄68cmは長めの仕立て寸法ですので、このままでよろしいと思います。身幅はML寸法です。婚礼用に誂え、赤の抱え帯と筥迫を足して一回のみの着用です。目立った汚れはありません。成人式だけでなく、花嫁としてどちらの美容室に預けても恥じない一揃えと思います。経年自宅保管品にご理解いただける方にお譲りします。お手数…
商品の情報
カテゴリー | レディース > 浴衣/水着 > 振袖 |
商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |